情報処理安全確保支援士のオンライン講習を受講しました(2024年度)
※”情報処理安全確保支援士”は長いのでこの後は通称の”登録セキスペ”という単語を使います。 1年に1度の情報処理安全確保支援士(通称登録セキスペ)の更新期限が迫ってきました。去年の更新の際にはブログ記事内で この半年間セキュリティに関する活動をほとんど行うことができなかったのが、自分の目標達成にも近づくことができず不完全燃焼です。 と書いていましたが、その後、2025年はとにかくセキュリティ・セキュリティ・セキュリティ。どっぷり浸かった1年間でした。おかげで?CISSPも取得できました。 そのCISSPの資格を維持するためには書籍やウェビナーの参加をISC2に報告することでたまるポイントの蓄積が必要なのですが、登録セキスぺのオンライン講習も対象になるとのこと。これを活かさない手はありません。 今年のオンライン講習、最初の単元は 「登録セキスぺに期待される役割と知識」 。 昨年と同じタイトルです。概要に「専門家の抱えるジレンマ」という言葉がありますが、それを痛感した2024年のセキュリティのお仕事でした。知識はたくさん持っています。あるべき姿も見えています。しかし企業活動を行う中ではヒト・モノ・カネ・そして時間が圧倒的に足りない。 目標にある セキュリティの脅威を能動的に収集する 指導・助言を求めている関係者に対してセキュリティの具体的な助言を行う 自社・他社の過去の事例を教訓として、再発しないよう対策を行う この3つにできる限り取り組むことが、セキュリティ専門家を名乗る自分のミッションだと再認識しました。上記3か条は情報処理の促進に関する法律の以下の文言を分かりやすく説明した言葉といえます。 サイバーセキュリティの確保のための取組に関し、サイバーセキュリティに関する相談に応じ、必要な情報の提供及び助言を行うとともに、必要に応じその取組の実施の状況についての調査、分析及び評価を行い、その結果に基づき指導及び助言を行うことその他事業者その他の電子計算機を利用する者のサイバーセキュリティの確保を支援することを業とする。...
2025, Mar 29 —